一般的な、パーキンソン病の治療方法としてあげられるのは、まずL-ドーパというお薬を使って、とりあえずの症状を消すという方法です。
なぜ、このような治療方法を、採用するようになったのでしょうか。
そこには、西洋医学的な見解が存在しています。
実は、西洋医学では、パーキンソン病の原因が分からない、とされています。
そして、原因が分からないものについては、適切な対処の方法がない、というのが西洋医学の考え方なのです。
ところが、いろいろなデータを、わたくしたちが集める中で、次のようなことが分かってきました。
それは、たとえばアメリカの富裕層にパーキンソン病の方が多い、ということがひとつあります。
あるいは、お体を触診させていただいたときに、首から上の血流が悪いということや、頭がぶよぶよしている、あるいはコリコリしているなど、いろいろな感覚があるのですが、通常の体の状態から考えますと、このような異常な特徴があります。
職業によっても「こういった職業に従事されている方が、パーキンソン病になりやすいですよ」というデータがあります。
どんな階層の人がなりやすいのかという問題、体の具合の問題、パーキンソン病になりやすい職業がある、という問題がそれぞれ存在しています。
そこには、食生活や環境、職場環境などの問題が、根本的な問題として存在していますので、そういった問題の原因にアプローチしてゆくということを考えるのです。
パーキンソン病の治療には、こういった努力が必要ではないか、と考えています。