
水嶋丈雄医師
水嶋丈雄医師の発言から引用させていただきます。
-パーキンソン病では、便秘を解消するようによく言われる。
水を飲ませろというふうにおっしゃる先生もいます。
あまり水ばかり飲ませてもいけないとは思いますが、患者に便秘をさせないことは、大事な指導である。
西洋医学で、対応が困難な症状がいくつかあります。
その中に、便秘や夜間に頻尿になる畜尿障害などがあります。
こういう症状に対して、鍼灸が寄与できれば非常にすばらしいと思う。-
それからですね、やはり、パーキンソン病は治らない病気というイメージが強いということなんですけれども、 様々な文献等で明らかになっているように、罹患(りかん)してもほとんど寿命は変わりません。
それはもちろん、L-ドーパの薬の寄与するところは大きいのですが、L-ドーパだけではなく、周辺の治療を含めて非常にうまくコントロールすると、 パーキンソン病は、天寿をまっとう出来る疾患であるということ。
ですから鍼灸師の先生方には、患者に全然怖い病気じゃないんだよということを是非、説明していただきたいと思います。
そういうことで、天寿をまっとう出来るということで、クオリティ・オブ・ライフ、生活の質を高めることが大切ではないかなあというふうに言われております。
ざっと、中国のデータをお話ししなければいけません。
中国では、パーキンソン病のことを震顫(しんせん)麻痺というふうにいっているんですね。
これは、顫証という、震顫麻痺の顫ですね。
顫証(せんしょう)は、肝の病気に属するということになっているということですね。
肝臓の肝ですね。
震顫麻痺を鍼灸治療したのは、1955年が最初であるということです。
それから、70年代の中期になって、こういう治療が始まったのです。
パーキンソン病の治療が始まりまして、最近の10年間に震顫麻痺の鍼灸治療に関するものが非常に増えてきたと。
その中に、頭皮鍼、それから体の鍼、電気鍼および穴位注射といいましてツボへの注射法が中国では行われます。
その有効率が全体で、80パーセント前後あるということなんですね。
その中で、特に効果が高かったというのが、頭皮鍼、頭皮の鍼であるということですね。
これは、うつ病の治療にも有効であるというデータも出ています。
従って、その症状、うつ病の治療、それから脳梗塞系と近い治療方法をすればいいのではないかと私は考えています。







